【報告】成蹊大学法学部北川ゼミ「起業体験プログラム」第6回
■地域事業者プログラム第6回目 10月9日(水)
2024年度北川ゼミ「起業家体験プログラム」後期授業に、地域事業者プログラムの講師として参加しました。
プログラム | 事業計画案の不安要素の解消 |
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出席者 | 北川教授 北川ゼミ生 地域事業者: ● オフィスファーストペンギンズ 代表 新倉昭彦様 ● 髙谷行政書士事務所 髙谷社会保険労務士事務所 代表 髙谷桂子様 ● ユニバーサル・リアルティ株式会社 代表取締役 玉岡一央様 ● 株式会社マネジメントブレーン 代表取締役 姫野裕基 ● 株式会社マネジメントブレーン先見研究会メンバー 田内 慎 |
地域事業者 ゲストパネラー |
オフィスファーストペンギンズ 代表 新倉昭彦様 |
今回のゲストパネラーは、オフィスファーストペンギンズ 新倉昭彦様にご登壇いただきました。 会社員として長くご活躍されていた新倉様からは、ライフラインチャートを使ってご自身のキャリアについてのお話し、そして前回ゼミの終了後にゼミ生から就活の相談があったことから、ご自身の経験を踏まえて「就職活動」についてもお話をいただきました。 ゼミの枠を超えて学生と地域事業者が交流できることも、今回の取り組みの大きな魅力だと思います。 就職先選びでは、最初から自分に合った好きな仕事になかなか出会えることが難しい。 「キャリアは軌道修正を重ねながら自ら作り上げていくものです」と貴重なアドバイスをくださいました。 |
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講義 | 今回のテーマは事業計画案の精度を上げることです。
ゼミ生たちは、設立した模擬会社で学園祭「欅際」で事業を展開します。 一般的に学園祭ではたこ焼きやカフェなどの飲食が中心ですが、今年度の北川ゼミの各社は「体験」や「わくわく感」、「形に残る価値」、あるいは「学園祭とは思えないクオリティ」といったメッセージ性や、「消費ロス」などの社会課題に取り組むビジョンを持ち、存在意義が明確です。 各社は収益を上げるため、欅祭での競合に負けない戦略を立て、武蔵野市内外の複数企業から協賛を得るなど、地道な努力を経て魅力的なビジネスモデルを構築しています。 私たち地域事業者は、各社の事業内容に応じた課題や不安に対して、販促方法や収益向上のアイディアなどを提案して、欅際までに事業をさらにブラッシュアップできるよう支援していきます。 次回は、各社と地域事業者が座談会形式で、実践を意識した具体的な活動のアイディア出しを行います。 より現実に即した内容に仕上げることで、さらに素晴らしい成果を目指します。
次回のご報告もぜひ楽しみにしていてください。 先見研究会メンバー:田内 慎 第5回目の講義はこちらから |
弊会員組織で運営している先見研究会は、昨年に引き続き成蹊大学法学部北川ゼミの「起業家体験プログラム」を支援させていただいております。
今年度は講師として、計28回のうちの地域事業者プログラム9コマ分を担当します。
「起業家体験プログラム」は、北川ゼミの2、3年生が模擬的に株式会社を設立し、欅際での出店・営業、会社解散までの流れを学ぶ《課題解決型学習》の授業です。
株式会社マネジメントブレーンは地域事業者の皆さまと共に、実際の起業体験や知識をゼミ生に提供し、学びと実践に一年間伴走していきます。